究極のトレッキングシューズ
日本山岳ガイド協会認定 国際山岳ガイド
石坂博文さん
槍ヶ岳や穂⾼岳以外の雪渓のない⼭や、アプローチが長く路面が荒れがちな登山道が多い北海道の日高山脈や、東北の飯豊連峰などのガイドであれば、「エクイリビウム トレック GTX」がメインになりそうです。
それほど、さまざまな路面状況(砂利、泥、砂など)でもグリップ力が高く、安定して歩けることに驚きました。急傾斜の登りや下りがあって、荒れた登山道も出てくるような山を4時間以上登るときに安心して履けるトレッキングシューズですね。
「エクイリビウム ハイク GTX」も履きましたが、車で例えるなら、「ハイク」は小回りの利くコンパクトSUV、「トレック」は悪路も走破できるSUVといったイメージでしょうか。岩場が多い山では「TX4」や「TX5」、残雪や初冬も登るなら「エクイリビウム ST GTX」と履き分けるのがよさそうです。