※2020年冬発売予定
クライミングを初回でやめてしまう人の約80%は、「クライミングシューズを履くと足が痛くなるから」という理由からだ。
身体の構造を理解しながら戦略的な思考で高みを目指すクライミングの魅力を、「足が痛い」という理由で感じられないということは、とても残念なことである。
では、足の痛みに悩むことなく、クライミングに集中できるとしたらどうだろうか? 新たな自分の可能性を見つけられるかもしれないし、理想とする身体能力を身に付けられるかもしれない。
より多くの人にクライミングの魅力を伝えたいと願うスポルティバは、本格的なクライミングシーンに対応しながらも、足の痛みに対する悩みを解消するための新たなシューズ、『ARAGON(アラゴン)』を開発した。
その履き心地はもはや「いつものシューズと同じ」と言っても過言ではない心地良さ。
さらにメンズとウィメンズの構造に変化を設けることで、痛みのストレスから解放されることを追求している。
自身の新たな可能性を発見する新たなスポーツクライング用エントリーシューズをご紹介しよう。
POINT 1
柔らかく履きやすく心地良いフィット感
足馴染みのよい柔らかなスウェードレザーをアッパーに使用し、タンの裏地にはパイル地を採用。優しい足当たりを追求した構造デザインで足への負担を軽減している。まさに「いつものシューズと同じ感覚」を求めた作りだ。
POINT 2
両手で簡単に着脱できるダブルプルタブ構造
フィット感を追求して作られるクライミングシューズは、隙間がなく包み込むようなフィット感が求められる。それゆえに着脱が面倒な場合があることを想定し、初めてクライミングシューズを履く人でも簡単に着脱ができるダブルプルタブ構造を採用している。
POINT 3
自然な足の状態を維持するやや長めのトウボックスデザイン
足指を折り曲げることなく履けるトウボックス構造を採用。つま先全体の窮屈感を軽減し、自然なシューズの履き心地を追求しながらも、クライミングに適したフィット感を実現。
POINT 4
ビギナーにやさしい補強用のラバーコート
トライ&エラーを繰り返しながら成長する初級者のために、トウボックスには補強用のラバーを採用。シューズ全体の剛性と耐久性を向上させ、ホールドへの擦れにも対応するデザインだ。
POINT 5
FRIXION BLACK
スポルティバが提案する耐久性とフリクションを両立したオリジナルラバー「Flixion Black」をソールに採用。粘性が高く、ホールドへの吸い付き感が得やすいため、初心者でもスタンスの足裏感覚をしっかり感じ取ることができる。
POINT 6
着脱とフィット感を両立するダブル面ファスナー構造
スポルティバの面ファスナーシューズの代表的な構造である左右逆方向のダブル面ファスナーを採用。フィット感の調節がしやすく、着脱回数の多い室内クライミングに適したデザインだ。
POINT 7
レディースモデルは、より柔らかく
レディースモデルの『ARAGON WOMAN』は、女性の柔らかな皮膚感覚に対応するために、メンズの『ARAGON』と比較して0.2mm薄いミッドソールを採用。より柔らかい足裏感覚で仕上げている。
POINT 8
リソール可能なセパレート構造のソール
廃棄物削減と環境保護を考慮し、リソール可能な部分をトウ側3/4のみにしたセパレートデザイン。ソールユニットには、かかとからつま先までミッドソールを入れているため、足裏感覚はワンピースソール構造のクライミングシューズと変わらない履き心地を実現している。
POINT 9
色移りを軽減する着色方法
汗を多くかく足への色移りを軽減するために、レザー染色時の順番を細かく指定し製造。本体の完成色に染色する前に、より明るい色で先に下地染色を行い、その後に本体の色へと近づけることで、色の定着力を向上させ、皮膚への色移りを軽減している。
エントリー層も使いやすい
フラットソールモデル
ARAGON
アラゴン