FOR YOUR MOUNTAIN
伝統的でありながら
革新的な変化を追求する
トランゴシリーズの、
ど真ん中。
昔ながらの登山靴と言えば、重くて、硬くて、そして無骨で堅牢。軽さが重視されている今の登山スタイルでは、そんな重厚な登山靴はすでに過ぎ去った古き良き時代のイメージでしかないのかもしれない。しかし、世界の登山シーンに長年かかわり続けてきたスポルティバの考えは、異なる。
柔軟性が求められるフィールドがあるように、堅牢さが必要なフィールドとスタイルがある。20kgを超えるような数日間のテント装備を背負っての縦走登山。3,000m級の山々が創り出す岩稜帯の険しい起伏。昔から変わらない山の奥深くに足を運ぶための装備は、その使用シーンにマッチしてこそ最高のパフォーマンスを発揮できるからだ。
今回ご紹介する「トランゴ アルプ エボ GTX®」は、スポルティバが提唱する必要不可欠な剛性と堅牢性を保ちながら、伝統的な作り方に革新的な素材を組み合わせた代表モデルだ。
トランゴシリーズの中でも特に広い季節とフィールドに対応し、登山初心者にもおすすめできる汎用性の高さが特長と言える。
ではさっそく「トランゴ アルプ エボ GTX®」の機能を見てみよう。
POINT 1
ペルワンガー社製の防水レザー
高級登山靴用の防水レザーとして、世界的な知名度を誇る北イタリア・チロル地方のペルワンガー社製の2.2mm防水レザーを使用。型崩れしにくい堅牢さを持ちながら、足に馴染みやすく、お手入れによるエイジングを楽しむことができる。
POINT 2
マイクロファイバー素材を使用した袋状のベロ部
シューレース先端から足首上部まで、マイクロファイバー素材のストレッチ生地でシューズ本体とベロを一体化。砂利や木くずなどの侵入を防ぎながら、優しい肌当たりで足を包み込んでいる。また、生地のもたつきが少なく、外付けのゲイターも付けやすい。
POINT 3
当たり幅の調節が可能なアジャスト対応のタン部
ベロと一体化したクッション入りのタン部は、シューズ内部の足先付近に設けた面ファスナーでの調節が可能。これによりタンの位置調節ができ、自分の足により馴染みやすくカスタマイズすることができる。
POINT 4
全天候に対応するGORE-TEXライニング
優れた防水性と高い透湿性を兼ね備えたGORE-TEXメンブレンをライニングに採用。シューズ内の蒸れを排出しながら、外からの雨や水の浸入を軽減し、快適なシューズ内環境を維持する。
POINT 5
剛性を保ちながら足首の可動域を確保した3D-Flex
歩きやすさを左右する重要なファクターが足首の可動域だ。テクニカルな足さばきが求められるシーンでも、足首がフレキシブルに動けることで体のバランスが支えやすくなる。登りと下りの両方で力を地面にしっかりと伝えながら、歩行時の安定感をサポートする。
POINT 6
歩行時の動きを考慮した立体的なカッティングパターン
足首部を立体的なカッティングにすることでアキレス腱部への当たりを軽減し、足首の可動域を広げている。また、当たる箇所の芯材を省いて柔らかく仕上げることで、登り下りの起伏が長く続く縦走などでの歩行時の快適さを向上している。
POINT 7
岩稜帯歩きで重視されるつま先部のクライミングゾーン
ホールドが少ない岩への立ち込みやクサリ場で多用する、つま先部から母指球あたりまでをクライミングシューズと同じ、フラットなソールパターンで構成。吸い付くようなグリップ力を発揮し、岩場での安全な歩行をサポートする。
POINT 8
不意のスリップ時に発揮されるインパクトブレーキシステム
ソールパターンで採用したラグデザインには、凹凸や傾斜の角度を細かく調節することで、前後左右のさまざまな動きに優れたグリップ力が発揮される独自システムを採用。不安定な路面状況での不意のスリップを軽減する。
POINT 9
ソール張り替え可能なエコなモノづくり
スポルティバオリジナルのラグパターンを採用したソール部は、硬く、堅牢性に優れているため、登攀シーンや雪上歩行時の蹴り込みにも対応可能だ。また、環境への配慮と共に、長く使い続けられるよう、ソール、ランドラバーの張り替えリペアにも対応している。
最新技術で快適な歩行性と耐久性を両立
TRANGO ALP EVO GTX®
トランゴ アルプ エボ GTX®
※店舗により取り扱いがない場合もございます。在庫状況につきましては各ショップにお問い合わせください。