実践的なフィールド使用時の利便性を追求するプロダクト開発に必要なファクターは、実践で培われた経験である。そしてその経験を具現化できるのが、フィールドを熟知する職人の技術だ。
今回ご紹介する「TX-TOP GTX(トラバースX トップ GTX)」は、冬季フィールドに必要な保温性、防水性、堅牢性、そしてグリップ性能やサポート力などのさまざまな機能性を追求しながら、しなやかな履き心地を実現している。タウンユースからウィンターハイクまで、幅広い使い方の可能性を広げる、まさにスポルティバならではの一足が新たに登場した。
POINT 1
保温性と雪の浸入の軽減を両立したゲイター仕様
アプローチシューズに求められるフレキシブルな履き心地を維持しながら、冬季に必要な保温性と防水性をゲイター装備によって両立したダブルブーツ構造を採用。さまざまな場面で最高の履き心地を追求するスポルティバならではのアプローチだ。
POINT 2
異なる高強度の素材を組み合わせたアッパー設計
ゲイターのサイドからボトムまわりを、プロテクトラバーでしっかりガード。さらに、足指部のトゥボックススペースに高さを持たせることで、足指先の血行を妨げることなく、低温時の保温性と快適性を追求している。また、スノーシュー使用時のハーネスの装着を想定し、つま先全体をPU素材で補強したこだわりの設計だ。
POINT 3
ローカットなのに、ミッドカットのような安心感
足首の稼働域が広いローカットシューズに、ストレッチ性をもつファブリックをゲイターに採用することで、軽快な足さばきと足首のホールド感を両立した。さらに、両側のくるぶし部分にはパットを内蔵することで、長時間歩行時の心地良さを追求している。
POINT 4
全天候に対応するGORE-TEX®ライニングを使用
最高レベルの防水透湿性を誇るGORE TEX Extended Comfortをライニングに採用。ブーツ内のムレを効果的に排出しながら、雪や雨などの外からの濡れを防ぐ
POINT 5
着脱しやすいクイックレースシステム
タングとアッパーを一体化し甲を巻き込む、スポルティバ独自の構造で仕上げ、高いフィット感とサポート性を両立。クイックレースシステムはグローブを装着したままでも操作が簡単で、履きにくいというダブルブーツのイメージを感じさせないスピーディな着脱を実現している。
POINT 6
歩行安定感を高めるSTB Controlシステム
ミッドソールの両サイドに歩行時のブレを軽減するプラスティックプレートをはめ込み、さらにランドラバーで補強。不安定な路面コンディションでも左右の倒れ込みを抑え、ねじれ強度も向上させるスポルティバ独自のサポートシステムだ。アプローチシューズならではの高いクッショニング性を保ちながら、安定した歩行性能を維持している。
POINT 7
Vibram®社と共に開発したスポルティバ独自のアウトソールラバー材
アウトソールラバー材の最高峰ともいわれるVibram®社の技術を用い、さらにウエットコンディションでグリップ力を発揮するメガグリップを使用。ラグパターンには、さまざまな路面コンディションと方向に対応できるインパクトブレーキシステムを採用した。
冬季アプローチシューズの最新作
TX TOP GTX®
トラバースX トップ GTX®